測定のバラつき
「同じ測定を繰返して値がバラついたら?」
@測定値の不確かさ‥
 繰返し10回の測定結果を(※欄)記入して[計算]
(※欄はスマホならタッチ、PCならマウス、Tabキーで移動)
 例えば、1回目:
  〃  2回目:
  〃  3回目:
  〃  4回目:
  〃  5回目:
  〃  6回目:
  〃  7回目:
  〃  8回目:
  〃  9回目:
  〃 10回目:

     平均値:
    標準偏差:
 ここで、繰返し測定のバラつき(不確かさ)は、
標準偏差を繰返し回数の平方根で割り、
 平均の標準偏差
≪参考≫ 日本薬局方によるところの最小計量値
最小計量値 ≧
└標準偏差 x 2000、但し0.41dより小さいときは0.41d
(d;最小正味量)
Aバラつき(不確かさ)の他の要因
 例)計測器の精度、校正証明書
 例)表示最下位桁の不確かさ
 例)環境(温度、湿度、気圧、重力‥)
 例)経年変化、長期安定度
 例) ‥‥
 仮に不確かさの要因の値を記入して[計算]
例えば、
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  
 〃  

 この@とAを合成し(
これに有効自由度)から求めた
包含係数(k=)を掛けると信頼の水準約95%の
拡張不確かさ ()が得られ、
≪結果≫
平均値:不確かさ:±
          (信頼の水準約95%、k=




《参考資料のご紹介》
JEMIC日本電気計器検定所「初心者向け不確かさ研修プログラムテキスト」http://www.jemic.go.jp/gizyutu/uncertainty.html
(JEMIC日本電気計器検定所 http://www.jemic.go.jp/より)
不確かさについてインターネット検索する際のキーワードの例:産総研不確かさ、BIPM、GUM

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