パソコンの豆知識


【Excelが計算してくれない?】

 数式を入れてあるセルをクリックなり、Enterキーを押さないとExcelが計算してくれないときは、Excelのタブ「数式」に「計算方法/自動計算の設定」があるので、そこの「自動計算」にチェックをつけてみてください。

【セル内の改行】

 Excelの一つのセル内に箇条書きなどしたい場合、セルに空白を連続記入して改行に代えていませんか。セル内の任意の文字位置で、(Alt)+(Enter)で改行ができます。


【シート】

 Excelで新規作成すると複数のシートが表示されますが、不要な空のシートは削除しておくとメールで送付を受けた人が空のシートを確認する手間が省けます。


【Excelがコケたら】

 稀に突然、ファイルサイズの大きなExcelがコケることがあります。こんなときエクセルの自動復旧機能が働きます。
 ファイルの自動復旧後に、
  @自動修復されたファイル
  A自動保存されているファイル
  B最近の自ら保存したファイル
 の3つのファイルが表示されます。各々保存(所在とファイル名を確認)しておき、@の自動修復されたファイルを継続使用しつつ、修復が不完全な場面に遭遇したらAまたはBのファイルから書式や式、データをコピーして@に適用すると良いでしょう。
 ExcelでもWordでも編集途中に、こまめに上書き保存しておくと安心です。


【パソコンでの計算】

 Excelのセル(表示形式:数値)に計算式を記入して計算ができます。ところが、
 「=123456789012345+0.1」を記入すれば「123456789012345.1」を期待しますが、結果はどうでしょう?
 「=1234567890123450+1」ならどうでしょう?
 Excelは15桁が限界のようです。15桁を超える金銭の計算は無いでしょうが、桁数の多い数値計算時は要注意です。
 引き算なら「=10.1-10」を記入してみてください。小数点以下の表示桁数を増やしていくと「0.10000000…0」ではなく「0.099999999999999600」となっています。
 『桁数が多ければ正確で信頼できる』とは一概に言えないようです。


<計量まめ知識>戻る